どくだみスプレー(ドクダミチンキ)
庭にどくだみが大量に生えています。こまめに除草してはいるのですが、次から次へと生えてきてお手上げです。除草作業後、手にも独特の匂いがついてしまいいつも参っています。
ドクダミは地下茎でどんどん根を伸ばし、 厄介者の雑草として扱われる事が多いようです。でもよくよく見ると、清楚でかわいい花なんですけどね。
せっかくだからこの抜いても抜いても生えてくるどくだみを、何か利用出来ないかと調べてみました。
すると、どくだみの花と葉を使って、とても簡単な方法で虫除けスプレーを作る事ができるとのことで、早速作ってみました!
⚫︎どくだみスプレー(ドクダミチンキ)
★用意するもの★
・新鮮などくだみの花と葉……瓶にはいるだけ
・ホワイトリカー……どくだみが浸かる位
・瓶などの保存容器
どくだみを乾燥させるためのザル
★作り方★
1.ドクダミ花の汚れを落とす
- ドクダミを摘み終わったら、ざるなどの洗いやすい容器に載せて上から水をかけ洗い流します。
2.乾かす
- 洗い終わった花材を乾かします。数時間放置して自然乾燥させます。
3.ドクダミを瓶に詰める
洗った瓶にドクダミを詰めていきます。ギュウギュウに詰め込まず、瓶が適度に埋まるように優しく入れてください。
4.アルコールに漬ける
次にドクダミが十分に浸かるくらいまでホワイトリカーを注ぎます。他のお酒でも代用できます。注ぎ終わったらしっかりと蓋を閉め冷暗所で寝かせます。
漬けて一週間程度で全体が黄色くなると完成ですが、1ヵ月以上置くと、液体が琥珀色になってきて効果が高くなるそうです。
★どくだみスプレーの使い方★
花を取り除き水で2~3倍に薄めスプレー容器に入れて使用します。虫除けとして肌や服にスプレーして使います。また、虫刺され後にも、ドクダミの消炎作用とアルコールの作用によって、かゆみが落ち着きます。
どくだみの新鮮な葉に含まれるデカノイルアセトアルデヒドは、強力な香りを持つ精油成分で、虫除けとしても、虫刺され薬としてもすごい効き目があるそうです。
庭にあるドクダミという厄介者が虫除け、虫刺され薬に使えるなんて、なんか得した気分になりませんか?本格的な夏の前に、除草作業のついでに。もしよかったら試してみてください。
ちなみに「天然害虫除けスプレー」で作ったものはこちらの記事