学校に行かなくても人生は詰まない

不登校

はじめまして。中高生の不登校の子どもを育てている40代の母です。わが家の子どもが不登校になった頃、私はパニックに近い状態でした。

“このままこの子の人生はどうなってしまうの?”

“なんとか学校に戻さないと…”  毎日そんな不安で胸がいっぱいで。

だけど、ある言葉に出会い、そして同じように悩む親御さんたちとの関わりの中で、少しずつ見えてきた世界があります。

今日は、その気づきを、同じように悩む方へそっとお伝えしたいと思います。

不登校の親の会で見た「どーんと構える人たち」

不登校になりたての頃、私は藁にもすがる思いで「不登校の親の会」に何度も足を運びました。

でもそこで出会ったのは、驚くほど落ち着いているお母さん・お父さんたち。高校生のお子さんを持つ方や、すでに不登校を経験し終えた親御さんたちは、まるで“悟り”のような穏やかさがあって。

不登校体験を人に話すことが初めてだった私は、話しながら涙がポロポロ止まりませんでした。それをとても穏やかなほほえみで聞く諸先輩方。「大丈夫よ」「わかるわかる」

最初は正直、戸惑いました。正直に言うと、最初は「どうしてそんなに落ち着いていられるの?」

「私はあんなふうにはなれない…」と、悔しいような、焦るような気持ちがありました。

でも時間が経つうちに気づいたんです。あの落ち着きは“諦めの境地”ではなく、子どもを信じきった結果として自然に身についたものだったんだと。

子どもの回復に必要な、親が“手ばなす”ということ

不登校の渦中にいると、「学校に戻すこと」をつい目標にしてしまいがちです。私もまさにそうでした。

周りがうらやましく思えて、自分たちだけが取り残されているような気がして。もどかしい気持ち。

でも、「学校に戻すこと」その目標を思い切って手ばなしたとき、家の中の空気が少しずつ変わっていきました。

学校に行こうが行くまいが、あなたはあなたのままで素晴らしい

その姿勢を、私が心から持てたとき、子どもの表情がほんの少し柔らかくなった気がしたんです。

もちろん、私もまだ完全に迷いが消えたわけではありません。でも、親が焦ったり、誰かと比べたり、うらやましく思ったりすればするほど、子どもは自分を責めてしまう。

逆に、親がどーんと構えたとき、子どもは「自分のペースで大丈夫なんだ」と呼吸ができるようになる。

人生はそう簡単には詰まない

また、ある記事で目にした

学校に行かなくても人生は詰まない。未来の可能性は無限にある

という言葉に、私は本当に救われました。

不登校になっても、人生の道は一本じゃないし、学校がすべてを決めるわけでもない。そんな当たり前のことに、あのときの私は全然気づけていませんでした。

でも今は、少しだけ胸を張って言えます。

学校に行こうが行くまいが、あなたの子どもが素晴らしい存在であることは、なにひとつ変わりません。そして、未来の可能性はいつだって開かれたままです。

親の私がそう信じられるようになったとき、ようやく子どもの回復の芽が見えてきた——そんな気がします。不安で落ち込む日もあるし、まだまだ揺れながら過ごす毎日。でも、お互いに少しずつ、ゆっくりでいいんですよね。

今日もお疲れさまです。一緒に、生きるペースを大切にしていきましょう。

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