不登校が続くと出てくる不安

不登校

不登校が続くと出てくる不安

不登校が長引くと出てくる不安、それは勉強についていけなくなることです。勉強が分からない事が理由で学校復帰にさらなる不安が生じてくるんです。

娘は、小学校3年の頃から行き渋りが続くようになりました。教室がとても不安な場所になってしまった為、なかなか教室復帰が難しく、学級で行われている授業にはほとんど参加できずにいました。

今日は1時間だけ、今日は給食だけ、5時間目から、行き渋り遅刻や早退を繰り返していました。教頭先生はとても親身になってくださって、保健室で養護の先生とお話するだけの日、図書室にいくだけの日、学校についても別室で折り紙をおって気持ちを落ち着かせたり、友達と昼休み過ごすだけ、行事だけ、集会だけ。色々提案してくださって、少しでも学校に来れたらOKだと声かけしてくれました。

ですが、教室に入れない事で、勉強というものがどんどん遅れて行きました。当時の担任からはなかなか理解されず、計算ドリルや漢字だけは皆と同じところまで追いつこう。この課題を家でやってきてね頑張ってね。皆はここまで終わっていますと。

不登校児に出された課題の写真

習ってもいない学習内容のドリルを、自宅で教科書やドリルの解説を見ながらやる。そんな勉強の仕方で、担任に言われた課題をなんとかやらなければ。本人がどんどんプレッシャーになっていきました

私も教えてあげられるところは教えていましたが、学校で授業を受けられない不足部分を自宅学習で補うことが、お互いストレスに負担になっていき、だんだんと、自宅までもが楽しくない場所になっていきました。

だんだんと、課題すらできなくなっていき、登校する気力も、起きる気力も無くなってきました。 

一斉授業の遅れについていくのは難しい

もぅ毎日朝が来るのが、娘も私自身も辛くなってきました。夜が来て、寝るのが怖くなりました。
明日の朝また行き渋るんだろうな。担任の顔を見たくないな。課題提出とかどうでもよくなりました。

「クラスメイトよりこれだけ遅れています、どうしますか?何日までに提出出来ますか?」

もぅいい。どうでも。先生とのやり取り、学校の情報全てがプレッシャーになってきました。担任がなんとかしようと一生懸命なのは分かっていました。でももぅ応えられない。精神的にボロボロになってしまいました。しばらく休もう…

自宅で学習する不登校の娘の写真

自宅学習の方法を探し始める

その頃、色々な不安の中、インターネットで調べたり、本屋で参考書を調べたり、
勉強というよりも、学校に行けない時に自宅でどうやって過ごそうということを考えはじめました。

いつか教室復帰、学校復帰した時に、本人が勉強の遅れでつらくならないように。自分のペースで良いから、少しずつ学習が出来たら良いな。小学校で習う事はやる気になればすぐ取り戻せるだろうとは思っていましたが、その頃は、必死で空回りして、なかなか方法がわからなかったです。

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