今まで生きてきて一番勉強した
ここ数ヶ月更新が遅れてしまいました。
何をしていたかというと…
国家資格の試験勉強です。
「宅地建物取引士」いわゆる「宅建士」試験です。
主婦の私がなぜその試験を受けてみようと思ったかと言うと、何か自分の自信になるものが欲しい。
自分の為に必死になりたい。自分の将来の事を考えてみようと思ったことがきっかけです。
ここ数年、ずっと登校できない子供たちの為に学校に戻す事を考えたり、学校以外の居場所探し、新しい居場所を見つけたらそこへの体験・送迎など、子供の生活のリズムをなんとか取り戻す事ばかりを考えてしまっていました。
スクールカウンセラー、学校との話し合い、通院、体調が悪くなってきて篭りがちになってきたところを散歩に誘ったり、お出かけに誘ったり。ネットでできる習い事やフリースクール探し、オンライン講座を受けてみたり。
とても、子供中心の生活になっていて、自分のことは後回し。スケジュールのやりくりで、ギリギリの気持ちで毎日生きていました。
とても疲れ切ってしまい体調を崩したある日、ふと考えました。果たして自分のやりたい事、目指す事って何だったかな。いつか子供たちが自分で歩き出した時、親から巣立った時、私に何が残るだろう。
自分の事を何か1つ真剣にやってみよう!って思ったんです。
趣味といえば昔は旅行が好きだったり、ランチ巡りが好きだったり、ものづくりも好きだし、アウトドアも好きだったけど、今はなかなかまとまった時間が取れないし、できていないなぁ。
趣味の充実も良いけれど、ここらで真剣に勉強をして、将来に役立つ資格を取りたいなという気持ちが芽生えてきたのです。
何故「宅建」の資格取得を目指したか
資格試験を調べているうちに、身近な知り合いの方が持っている「宅建」の資格取得に興味が湧いてきました。よし決めた「宅建」を目指そう!
相当、ハードル高めですが、受験資格もなく主婦の方も取得されている資格なので、ダメで元々!
時間をやりくりして、少しずつ知識をつけていこう、目標は高く!!チャレンジするぞ!そんな風に、自分を追い込み、何かに真剣に打ち込みたかった。
分厚い参考書を購入した
まずは本屋で参考書を買おうと資格コーナーに行きました。とても沢山参考書がありました。
背表紙の分厚い事!面食らってしまった。開いてみると、法律用語や、何やら難しい専門用語だらけの参考書。え、もぅ無理かも…
本屋の時点で諦めかけました。
でも頑張ると決めたんだ!自分を追い込むぞ。比較的、挿絵の入った色の明るい本を選び、意を決して購入しました。えーい!3300円!そして問題集も購入!もぅあとには引けません。
重たい本をぶら下げ、やるしかなくなりました。
学習方法は?
とは言え、毎日主婦は本当に忙しいです。パートもしています。料理をしながら、洗濯を干しながらYouTubeで耳学、そして、子供の送迎時の車でDVD学習(これも耳学)、送迎後予定がなければ自習室の充実した図書館で勉強。
スマホに過去問のアプリも入れ隙間時間にポチポチと。
まだまだ試験は先とゆっくりペースで取り組んでいましたが、7月試験の申し込みをし、受験票が届いた頃、急に焦ってきました。
あ、試験までに範囲が全然間に合わないかも。
本気で打ち込んだのは試験日3ヶ月前でした。そこから、死に物狂いで勉強しました。子供の事、パート、家事以外は部屋に篭り、机に向かって過去問を解きまくったり、解説をよみまくったり。
理解が出来ないつまずきがあると、YouTube動画を見て理解できるまで検索したり。毎日寝るギリギリまで動画を見ました。
知恵熱が出ました。頭痛の毎日。頭にもぅこれ以上入らないなと思いました。
過去に合格してきた人が本当に神様のように思えました。
でも、きっとその方々も、最初はできなかったはず。皆私以上に努力し、死に物狂いで勉強した結果なんだ。だから私にも出来る!やればできる!
ずっとそう奮い立たせながら取り組みました。