いよいよ試験開始の時がきた
問題用紙を配られ、その次に解答用紙を配られました。極限状態の緊張感…
会場が静まりかえってました。
あの死に物狂いの勉強の成果がこの2時間で決まる!全力を尽くすぞ。と。
ふぅ〜。深呼吸をし挑みました。
「時間です!初めてください!」
ペラッ!一斉に問題を開く音がしました。
カリカリカリカリ!何やら文字を書き込む音がしてきました。集中集中。深呼吸…
1時間ほど、必死に問題と格闘…
カリカリカリカリ鉛筆の音。
紙をめくる音。周りに惑わされないよう、とても集中して順調に解答をすすめていきました。
開始1時間ほどした時、だんだんと、集中力が切れてきました。頭が疲れてきました。お昼を軽めに食べたためかお腹も空いてきました。とてもエネルギーを使っていました。
まだあと25問ほどありました。
負けるな私…折り返し、集中を引き締めて最後までやりきりました!
「終了です!」
あぁ、会場の空気が一気に緩んだのがわかりました。
私はというと、2時間もあったのに、時間が足りませんでした。全問解答はできたもののゆっくり見返す時間もありませんでした。惨敗…燃え尽きました。
残念な気持ちと共に、やっと勉強から解放されたとホッとしました。周りの皆さんも解放感からホッとした表情をされていました。
人数が多いため、呼ばれた列から会場を出るよう指示がありました。会場を出るまでに10分以上かかりました。脱力感と安堵感と惨敗感でとぼとぼと帰り路につきました。
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