「甘やかしている」と言われる苦しさ
先日、ネットである投稿を目にしました。
不登校の子どもを持つ親に対して、「甘やかしている」「もっと厳しくするべき」「無理にでも学校に行かせるべき」といった言葉が向けられることについて書かれていました。
それを読んだとき、胸がぎゅっと締めつけられるような感覚になりました。
なぜなら、その言葉はこれまで何度も、形を変えて私自身にも向けられてきたものだったからです。
でも実際は、多くの親がすでに「できること」は全部やってきているのではないでしょうか。厳しくしたことも、ルールを作ったことも、悩みながら試行錯誤してきた日々があったはずです。
それでもうまくいかなくて、たどり着いた「今」なのだと思います。

あのときの選択は間違いだったのか
振り返ると、「あのとき別の選択をしていたら」と考えてしまうことがよくあります。
もっと厳しくしていたらよかったんじゃないか。
逆に、もっと早く手をゆるめていたら違ったんじゃないか。
正直に言えば、後悔がまったくないわけではありません。
どの親もきっと、同じような思いを抱えているのではないかと思います。
それでも、あのときの自分は、そのときの状況で「最善」と思える選択をしてきたはずです。
迷いながらも、子どものことを思って決めてきた道です。だからこそ、「間違いだった」とすべてを否定するのではなく、「よくやってきた」と少しだけでも認めてあげたいと思うようになりました。
不登校は甘やかしではないと感じた理由
不登校という経験は、決して簡単なものではありませんでした。苦しさや迷い、周囲との違いに悩むこともたくさんありました。
でもその中で、少しずつ感じるようになったことがあります。
それは、「子どもが幸せであること」が何より大切だということです。学校に行くかどうかよりも、
今その子がどんな気持ちで過ごしているか。
これからどんな人生を歩んでいくのか。
そこに寄り添い、できる限り支えていくことが、親として大切な関わり方なのかもしれません。
もし今、「甘やかしているのではないか」と悩んでいる方がいたら、ここまで悩み、考え、向き合ってきたご自身の時間にも、意味があったのではないかと思います。
周りの言葉に心が揺れる日もあると思います。
それでも、自分の歩んできた道を少しだけ信じてあげてください。そしてこれからも、お子さんと一緒に、一歩ずつ進んでいけますように。

