不登校の中3息子と通信制高校探し|見学に行くまでに親が考えたこと

長男(現在進行中の不登校)

※私は不登校の中学生を育てる母すももです。詳しいプロフィールはこちら

中学3年生になった息子。外出することもほとんどなく、家で過ごす時間が長い日々。

そんな息子の高校進学について、親として少しずつ考え始めたのは「この先どうするか」を現実的に考える時期が近づいてきたからでした。今回は、不登校の息子と通信制高校の見学へ行くまでに、親として考えていたことを書きたいと思います。

3になっても学校に行けない息子の様子

息子は中学校にはほぼ行けていません。

ただ、全く外とのつながりがなくなっていたわけではありません。週末に、放課後先生に会いに行くことがたまにありました。その時に学校の課題や提出物を受け取ったり、できたところまで提出したり。

先生から連絡があると、息子なりに勇気を出して外に出ることができていました。

家ではパソコンゲームをして過ごすことが多く、昼夜逆転することもありました。勉強はほとんどできていませんでしたが、英語だけはゲームの影響もあったのか興味があり、習っていました。

学校から出された課題も、気持ちが向いた時に取り組むくらい。私はできないことを責めたり、勉強のプレッシャーをかけたりしないようにしていました。

高校進学への焦りと不安

中3になると、学校から進路に関するプリントや資料をもらうようになります。

公立高校、私立高校の情報。進路を決めるまでの年間スケジュール。学力テストのお知らせ。オープンスクールや体験授業会のお知らせ。

周りの子たちが当たり前のように進んでいる道。その流れに息子が乗れていないことに、親として焦りがありました。

「このままで大丈夫なのかな」

「息子に合う学校はあるのかな」

そんな不安もありました。

でも同時に、本人に合う場所を探さなければいけない。とにかく情報を集めなければいけない。という気持ちもありました。

不登校の時間が長かったからこそ、早めに通信制高校について知っておきたいと思いました。

通信制高校の見学を早めに考えた理由

初めて通信制高校の見学に行ったのは中学校2年の2月でした。まだ寒い時期でしたが、早めに見学しておきたいと思っていました。

理由は、暑くなると体調面などで行くことが難しくなるかもしれないと思ったからです。まず一度見ておく。その上で、気になる学校を絞る。必要ならもう一度体験や個別相談に参加する。そんな流れで考えていました。

最初から決めるためではなく、

「選択肢を知るため」

「学校ごとの特徴の比較をしたいため」

でした。

息子を見学へ誘う時に意識したこと

通信制高校の話をしても、息子は最初よく分かっていない様子でした。

姉が通信制高校に通っていることもあり、存在は知っていましたが、あまり自分から話すタイプではないので気持ちは読み取りにくかったです。

見学に誘う時は、

「その日だけ頑張ってついてきてほしい」

「見るだけでいいよ」「行くかどうかは、まだ決めなくていいよ」と伝えました。

学校を決めるためではなく、まずどんな所か見るだけ。そう思えるように声をかけました。

正直、参加が決まった時はほっとしました。

息子自身にも通信制高校という場所の雰囲気を知ってほしかったですし、私自身も実際の様子を知りたかったからです。

見学前に心配だったこと

見学の日が近づくと、親として心配もありました。ちゃんと起きて、時間に間に合うかな。

当日になって嫌にならないかな。

人が多かったら無理かな。

本人が嫌な思いをしないかな。

普段ほとんど外出していない息子にとって、学校見学は簡単なことではありません。

でも、本人も少しは気になっていたのかもしれません。だから一歩踏み出せたのかなと思います。

実際に見学して感じたこと

実際にいくつかの学校を見学すると、学校によって雰囲気が大きく違いました。

先生との距離感や学び方、サポートの内容も学校ごとにさまざまで、

資料だけでは分からないことがたくさんあると感じました。

実際に行って説明を受けてみないと分からないことが沢山ありました。

息子も実際に学校を見ることができたのは大きな経験だったと思います。

子どものペースで進路を考える

今回の経験で一番感じたことは、子どものペースを大事にしながら進路を考えることの大切さです。

親はどうしても、

「早く決めなきゃ」

「遅れている」と焦ってしまいます。

私自身もそうでした。

でも、本人が無理なく通える場所なのか。そこで自分なりに頑張れるのか。そこを大切にしたいと思うようになりました。

パンフレットを見比べて、また疑問が出てきたら質問する。必要ならもう一度参加する。少しずつ希望を詰めていけばいい。今はそう思っています。

まとめ

今回は、不登校で中学校にほとんど通えていなかった中3の息子と、通信制高校の見学へ行くまでに親として考えたことを書きました。

実際に見学へ行く前は、「本当に行けるのかな」という不安もありました。でも、行けたことで「見る」という経験ができました。

進路は、親が決めるものでも、周りと同じペースで進むものでもないのだと思います。

「その子が無理なく通える場所」

「自分なりに頑張れる場所」

それを探していくために、まず知ることから始めることが大切だと感じました。


実際の見学当日の様子については、次の記事で詳しく書いています。

▶不登校の中3息子と通信制高校見学へ行った体験談|実際に参加して分かった学校選びの第一歩

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