不登校の情報を検索し続けてしまうお母さんへ|心が軽くなる優しいメッセージ

親の気づき・心の変化

はじめまして。不登校の子どもを育てている40代の母「すもも」です。詳しいプロフィールはこちら

今日は、いつもとは少し違う、特別な気持ちでキーボードを叩いています。

これは、いまの私が、子どもが学校に行けなくなりはじめた「あの頃の私」にそっと手紙を書くような、そんな記事です。

もし今、かつての私と同じように、暗い部屋でスマホを握りしめ、必死になって不登校の情報を読み漁っている方がいたら——。その張り詰めた心に、この言葉がそっと届いたらいいなと思っています。

情報を探すことで、自分を落ち着かせようとしていた

あの頃、子どもが学校に行けなくなりはじめた頃の私は、とにかく必死でした。

「どうしたら学校に戻れるの?」 「これは一時的なもの?それとも…」 「他の家庭は、一体どう乗り越えているんだろう」

正解を探し出すことだけが生きる道であるかのように、同じ悩みを抱えた人のブログを何時間も読み漁り、専門家の意見を深夜まで追いかけました。気づけば目が痛くて、画面の光で涙が出るほどスマホを見つめていたものです。

情報を探している間だけは、「何かできている気がした」んですよね。 自分が無力ではないと思いたかったし、母親としての仕事を放棄していないと言い聞かせたかったのだと思います。

でも、「正しさ」はときに私を追い詰めた

けれど、ネットにあふれる「正論」は、ときに私の心をチクチクと刺しました。 「こうするべき」「こう対応しましょう」と書いてあることが、目の前の我が子には通用しなくて、全然できない自分に苦しくなる日ばかりだったからです。

世の中には、不登校に関する意見があふれています。そして、良いと言われる対応にも、真逆の意見が不思議なほど転がっているのです。

  • 「エネルギーが溜まるまで、ひたすら待ってあげて」
  • 「これ以上、甘やかしてはダメ」
  • 「原因をしっかり探すべき」
  • 「原因なんて探さなくていい」

「じゃあ、一体どうすればいいの!?」と、頭がどうにかなりそうでした。

情報に振り回されるあまり、心の余裕をなくし、目の前のお子さんに対して思わずイライラをぶつけてしまったこともあります。そしてその後に襲ってくる、身を切られるような自己嫌悪。

誰にも相談できず、世界中で自分だけが取り残されて、誰も味方がいないような気がして、孤独で胸が張り裂けそうでした。

近所から聞こえてくる、登下校中の子どもたちの楽しそうな笑い声を聞くのが、本当に、本当につらかった。 学校に行かない我が子と家の中で24時間向き合い続ける毎日は、息が詰まりそうで、「ここから今すぐ逃げ出してしまいたい」と何度も思いました。

読めば読むほど、出口のない迷路に迷い込んでしまって……。 「みんなは正しくできているのに、私は母親失格なんじゃないか」 そんな風に自分を責めては、ため息をつく夜が増えていきました。情報は私を助けてくれる盾のはずだったのに、いつの間にか私を傷つける刃になっていたのです。

たった一文の「言葉」に救われる瞬間があった

それでも、暗闇の中で私をつなぎとめてくれたのは、やっぱり誰かが紡いだ「言葉」でした。 専門家の大層な論文ではなく、どこかの誰かがブログの片隅に置いていってくれた、小さなたった一言に救われた日が何度もありました。

  • 「あなたも十分、頑張っているよ」
  • 「子どもには子どものペースがあるから、大丈夫」
  • 「何もしないで、ただ見守るだけの日だってあっていい」
  • 「生きていれば、人生は詰まらないから」

画面の向こうの、顔も知らない誰かが書いた小さな一文が、私のすり減った心をそっと包み込んでくれた瞬間が確かにありました。

だから今、私は心から思います。 言葉には、本当に人を救う力がある、と。 …そしてその言葉は、必ずしも偉い先生のものである必要はありません。同じように悩み、傷つきながら、それでも今日を揺れながら生きている「誰かの生きた言葉」のほうが、心にすっと入ってくることもあるんですよね。

いま、悩んでいるあなたにこの言葉を贈りたい

いまの私は、あの頃と比べたら、ほんの少しだけ肩の力を抜いて子どもを見守れるようになりました。

「完璧な母親にならなきゃ」と思いすぎるのをやめて、「うん、今日はこれで十分がんばった!」と自分にマルをつけられるようになったからかもしれません。

あの頃の私に、そして今、子どもの不登校で画面を見つめながら悩んでいるあなたに、どうしても伝えたいメッセージはたったひとつです。

「あなたは、本当によくやってる。」

逃げ出したいと思いながらも、あなたは今日も、今日まで、なんとか踏みとどまってお子さんのそばにいました。それだけで、もう十分すぎるほどがんばっています。

そして、あなたのお子さんも、今その場所でちゃんと生きています。

暗闇の中で情報を読み漁った日々も、イライラして泣いた日々も、何ひとつ無駄なことなんてありませんでした。それだけあなたが、お子さんを大切に想い、自分を削りながら必死に向き合ってきた動かぬ証拠だからです。

同じように今日、不安で検索し続けている誰かの心へ。 この言葉が、今夜を乗り切るほんの少しの温もりになりますように。

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